先日、ある企業から商品のセールス電話が掛かってきた。電話主の男性は会社名の後に自分の名前を告げてこう言う。
「私、〇〇会社のスギモトと申します。杉本様の番号でしょうか?」
うん? いきなり人の名前を呼び捨てとは失礼な……いや、それは相手の名前か。しかし同姓の人が電話を掛けて来るとは単なる偶然なのか? それとももっと深い理由で……?
もう勧誘商品の内容より、そちらが気になって仕方がない。ああ、このスギモトさんは会社で「自分にやらせてください、自信があります」なんて立候補したのだろうか。私もスギモト一族の血が騒ぐ。仲間の助けになるべきか……。
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source : 週刊文春 2025年7月3日号






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