イスラエルとガザ地区のハマスとの戦闘は、トランプ大統領の仲介で停戦が実現した……ということになっていますが、いまもイスラエル軍によるガザ地区への空爆が続いています。ガザの保健当局によると、10月28日の空爆では子ども46人を含む104人の住民が死亡しました。
この状態が報道されても、トランプ大統領や停戦合意発効後にイスラエルを訪問したバンス副大統領は「停戦は維持されている」と言い切っています。トランプ大統領は、イスラエルとハマスの戦闘を停戦させたことを自身の功績として宣伝していますから、停戦があっさり破られたとは認めたくないのでしょう。
一方、イスラエルにしてみれば、ハマスによって人質になっていた人たちを全員解放させたのですから、今後はハマスを攻撃しても人質に危害が及ぶ可能性がなくなり、“安心して”攻撃できるというわけです。
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source : 週刊文春 2025年11月13日号






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