遂にアメリカ・ニューヨークで社会主義者を自任するイスラム教徒の市長が誕生しました。ここには2つの驚きがあります。ひとつは、アメリカの資本主義の総本山とも言えるニューヨークで社会主義者の市長が誕生したこと。もう一つは、キリスト教徒が建国したアメリカでイスラム教徒の市長が誕生したことです。

　すでにイギリスのロンドンではパキスタン系のイスラム教徒の市長が誕生していますから、二大都市の市長がイスラム教徒とは、世の中変わったものだと思います。

　ニューヨーク市長になったのは、アフリカ・ウガンダ生まれのイスラム教徒であるゾーラン・マムダニ氏です。1991年生まれのマムダニ氏の父親も母親もインド生まれ。つまりウガンダで生まれてはいても、アフリカ系というよりはインド系なのです。