「誤解や疑念を招くというご批判は真摯に受けたい」
11月4日、自身に投げかけられた疑惑について会見でこう口にした日本維新の会の藤田文武共同代表。だが、維新の会の“還流疑惑”はこれだけに留まらなかった。

政治部記者が解説する。
「10月29日配信の『しんぶん赤旗』日曜版が、藤田共同代表側が2017年から2024年まで自身の公設秘書を務める人物の経営するリ・コネクト社にビラ印刷代など、約2000万円を支出していたことを報道。記事ではそのうちの9割以上が公金であったことも指摘された。藤田共同代表は一貫して適正であることを主張した一方で、今後は発注先を変更することを表明しました」
リ・コネクト社に支出していたのは、藤田共同代表が代表を務める政党支部「日本維新の会衆議院大阪府第12区支部」。同支部の収支報告書を捲ると、他にも目に留まる支出がある。
〈機関紙誌印刷代 482,070円 令和3年6月14日 株式会社デザインビレッジ〉
〈機関紙誌印刷代 2,322,100円 令和3年8月16日 株式会社デザインビレッジ〉
〈機関紙誌印刷代 679,550円 令和3年10月13日 株式会社デザインビレッジ〉
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source : 週刊文春
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