ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた日本代表と韓国代表との強化試合が、11月15、16日に行われた。

 試合は本大会と同じメジャールールで運用。投手の投球時間を制限するピッチクロックも採用され、サイン伝達機器のピッチコムを実戦テストすることが最大の目的だった。結果的にピッチクロック違反は1度きりだったが、細かな問題がいくつか見えてきてもいる。引き分けに終わった第2戦では投手陣が9つの四死球を乱発するなど、慣れないメジャー球とピッチコムの影響は否めないところだった。

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source : 週刊文春 2025年11月27日号