先日(2025年11月9日)、大阪の万博記念公園で「ABCラジオまつり」というイベントがありまして、私も6年ぶりに出演させていただきました。
当日は朝からあいにくの大雨。こんな天気で来てくれる人いるんやろか、と不安に思いながらステージに出ると、太陽の塔のところまでビッシリ人で埋まっていることにまず驚きました。大雨の中、屋根もないところで、皆さんカッパを着て、ズブ濡れで「えみちゃん大好き」ってプラカードまで掲げてくれるんです。
新曲の「人生泣き笑い」の2コーラス目のところで、こみあげるものがあって、ちょっと歌えなくなりそうでした。そんなことは初めてで自分でもびっくりしました。70年生きてきて、一番というくらい感動しました。この年でそんな経験をさせてもらって、有難いかぎりです。
Q
先日亡くなった母の遺産の相続で、兄と姉と私で揉めています。10年前に他界した父の遺言は「遺産のことは三兄妹で話し合って決めなさい」でした。当時は、家や財産は母にそのまま相続してもらいました。その後、話し合うタイミングもないまま、母も亡くなってしまいました。
三兄妹とも家を出ていますが、兄が突然「俺が実家に戻って家を守る。少し古いから遺産でリフォームする」と言い出しました。思い出の実家であるのは確かですが、それを名目に家と土地と遺産を大量に取られるのは納得できません。
私と姉は、実家を売ってしまってお金を3等分、というのがわかりやすいと思っています。しかし、兄にその話をすると「みんなこの家で育ったのに、なんて薄情なんだ!」と言われてしまいました。兄を説得するにはどうしたらよいのでしょうか。
(51歳・女性 愛知県)
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source : 週刊文春 2025年12月4日号






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