(ながおかひろき/1969年、山形県生まれ。2003年『真夏の車輪』で小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。13年刊行の『教場』はシリーズ化され、累計130万部突破。映画が26年新春に配信版と劇場版の2部作で公開される。『交番相談員 百目鬼巴』も好評発売中。)

ミステリーよりも“アイデア小説”という言葉に親近感があります。「意外な方法で誰かが問題を解決する話」――僕はそんなふうに定義しているのですが、その話を、作品全体を細部までコントロールできる短編のサイズ感で書く。それが、自分の作家としての本懐だと思っています。
文芸界では数少ない短編ミステリーの名手として知られる、長岡弘樹さん。警察学校の鬼教官を主人公にした連作短編集『教場』(2013年)は大ヒットとなりシリーズ化、木村拓哉主演でドラマ化もされた。26年1月、2月には2部作での映画公開も決まっている。
1969年生まれ、山形県山形市出身。現在も同地で暮らす。
生家は、山形市西部の飯塚町にあった一軒家。両親が結婚した時に建てた家だと聞いています。市街化区域の外にあったので、周りは田んぼだらけ。自転車で近所を走り回ったり、稲刈りが終わった後の田んぼに勝手に入っていって、友達とよく野球をしていました。
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source : 週刊文春 2026年1月1日・8日号






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