(まつもとあきこ/1966年生まれ、香川県出身。83年に歌手デビュー。「DAISUKI!」や「進め!電波少年」などバラエティ番組を中心に人気を博す。現在、情報番組「ゴゴスマ-GO GO!Smile!-」などにレギュラー出演中。実家じまいの経験を綴った著書『実家じまい終わらせました!』が好評発売中。)

憧れだった歌手デビューを果たしても全然売れなかった私が、ようやく忙しくなったのは20代半ば。親孝行をしようと、高松で暮らしていた両親を東京の賃貸マンションに呼び寄せました。
その時空き家になった実家に、のちのち振り回されることになるなんて……当時は考えもしませんでしたね。
1990年代、元祖バラドルとして一世を風靡した松本明子さん。現在もテレビ出演の他、節約や実家じまいといったテーマで著書を出版するなど多方面で活躍している。
66年、会社員の父と専業主婦の母のもと香川県高松市に生まれた。
生まれた時は市内の繁華街にある借家で暮らしていました。郊外の戸建てに越したのは6歳の時。父にとって念願のマイホームとあって、そのこだわりは相当なものでした。宮大工さんにお願いした総檜造りの5DKの平屋で、釘などの金物を使わずに建てたそうです。ここに、父方の祖母と両親と10歳上の兄の5人で暮らしていました。
子ども時代はピアノ、バレエ、詩吟に茶道、日舞と、習いごと三昧。母も歌やお芝居が好きだったんですが、子ども時代は戦時中だったので娘に夢を託したのでしょう。夜は夜で、酒と歌が好きだった父に連れられ、スナックをはしご。ホステスさんにおだてられ、1曲歌うと10円もらえたりして、うれしかったです。
中学生になると、アイドルに夢中になりました。松田聖子ちゃんみたいになりたい、と夢がどんどんふくらんで。それに、このまま高松にいたらお見合いをして結婚して、親が敷いたレールの上を歩んでいくんだろうなと思ってしまって……。「いやいや、それはいかん! 自分の力で人生を開拓しなくちゃ」と野望を抱くようになったんです。
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source : 週刊文春 2026年2月26日号



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