美容と言われると尻込みしてしまう文春世代の男性も、年齢に応じたお手入れが必要。日常の小さな悩みが大きくなる前に身につけたいグルーミング術を男性美容研究家の藤村 岳さんに教わる。
Supervision:Gaku Fujimura
Realization:Ayano Endo

準備とアフターケアが快適なシェービングの肝
肌に負担がかかりそう、流血が怖い……など苦手意識を抱きがちなT字カミソリ。でもそれはお手入れ前後のケア不足、アメニティの簡易カミソリや鈍ら刃でのシェービングがトラブルの元というケースがほとんどです。今回ご紹介する最新カミソリはどれも切れ味抜群で肌に優しく優秀。正しく使用すれば剛毛から電気シェーバーでキャッチしにくい軟毛まできっちり剃り上げることができ、産毛を一掃し肌が明るくなり清潔感のある印象が手に入ります。
使用順序のおさらいを。洗顔でヒゲに水分を含ませた上でシェービング剤を適量塗布。ヒゲを柔らかくし、刃に掛かったときの抵抗を少なくすることで痛みを軽減できます。まずは片手でカミソリのグリップを軽く握り毛の流れに沿って剃ります。剃りきれない場合は再度シェービング剤を塗布し、反対の手で軽く皮膚を引っ張り、逆目で剃ります。復路はヒゲの抵抗があるので慎重に生え癖を確認し、半分のストロークにします。刃についたヒゲを都度水で流しながら繰り返し、使用後は流水ですすぎ水切りして陰干しを。刃に施されたコーティングが剥げるためタオルなどで拭くのはNGです。10〜14回の使用を目処に刃を交換しましょう。シェービング後は肌の保湿を念入りにすると、敏感に傾いた肌も落ち着きますし、カサつきや吹き出物を抑えて滑らかな肌を保てるので次のヒゲ剃りがスムーズに。
個人的におすすめなのは電気シェーバーとの併用。T字の使用は週に2〜3回にとどめて間を電気シェーバーでつなぎ、土日は休剃日にすると肌への負担も軽減できますよ。
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Gillette|ジレットラボ 角質除去バー搭載
黄緑色の角質除去バーが肌の凹凸を均すことで刃が肌に密着。「ジレット」史上最大級の5枚刃アップグレードにより、順剃りだけでも深剃りしやすい。柄にフレックスディスクを搭載し、顎下などの曲面にもフィット。¥3,236 ※替え刃1個つき、編集部調べ(ジレットお客様窓口 ☎ 0120-113-937)

Schick|プロジスタ
手になじみ握りやすい短めの持ち手と適度な重みのボディは小回りが利いて、自重で力を入れずに優しく剃れるのでT字初心者にもおすすめ。6枚刃タイプは刃の間隔が狭く肌を挟みにくく、よりマイルドなシェービングが可能。¥5,478※編集部調べ (シック・ジャパンお客様相談室 ☎ 03-5487-6801)

貝印|AUGER システムカミソリ
独立サスペンションと3D首振りからなるシームレスフィッティングシステムで優しい肌あたりと快適な深剃りの両方を実現。アイテムの幅も広いシリーズで、グルーミング用品一式をスタイリッシュにまとめたい人に最適。¥2,860※替え刃6個つき(貝印/貝印 お客様相談室 ☎ 0120-016-410)

profile

藤村 岳|gaku fujimura
1973年東京生まれ。大学卒業後、出版社に編集者として勤務。植物の薬理作用やアロマテラピー、料理や健康などのインナービューティの知識を得る。独立後は男性美容研究家のパイオニアとして活躍。雑誌やオンラインでの執筆、企業へのコンサルティングも手がける。
source : 週刊文春 2026年1月22日号






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