東京都議選まで半年を切った今年2月、自民党公認候補を決める最終面接。白いスーツ姿の女性の一言に、選考委員たちは絶句した。
「私の後ろ盾は、菅総理です」――。
都議選で菅義偉首相が“ゴリ押し”した美人候補がいた。世田谷選挙区(定数8)で、8位で初当選を果たした自民党の土屋美和都議(43)だ。「19年の神奈川県議選に出馬し、菅氏と関係を深めた。都議選候補の選考面接では『総理とメル友です』とも豪語していた」(自民党関係者)。
選挙期間中は菅事務所の秘書や菅首相に近い横浜市議、神奈川県議が選対の中心となり、「まるで菅事務所」(選対関係者)。選対にいた菅首相の元秘書・遊佐大輔横浜市議が語る。
「自分は街頭に何回か行きました。土屋さんと深く話し込んだわけではないですが、なんだか経歴を見ると華やかな方ですよね」
確かに経歴は煌びやかだ。
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source : 週刊文春 2021年7月22日号