「英語だけじゃ物足りない!」とフランス語にドイツ語、イタリア語などなど……50歳を目前に英語以外の言語を学び始め、現在ではなんと10カ国語を使いこなす翻訳家の宮崎伸治さん。言語のプロが語る、あえてこの年齢から外国語を学ぶ面白さと効用とは?
「この歳になって今更外国語なんて……」。そう躊躇している人に是非お伝えしたいのです。外国語学習は何歳になっても遅すぎないどころか、むしろ高齢のほうが学びやすい側面もあるのです。その一つが語彙の習得。子供が母国語を習得する際、抽象的な概念の名前(「訴訟」「偏差値」「初見演奏」「永久欠番」など)を覚える際、まずはその概念を理解する必要があります。その点、大人は概念自体は理解しているため、その概念に相当する外国語の名前だけを覚えれば済むのです。語彙力と読解力の相関関係は非常に強いため、コツコツ語彙を増やしていけば、自然と外国語の本も読みやすくなります。

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source : 週刊文春 2026年5月7日・14日号
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