先日、オールナイトニッポンの特番で喋ってまいりました。ゴールデンウィーク真っ只中の土曜日、深夜27時から29時までの2時間生放送。喋ってたら案外あっという間、気づけば空が白んでいた。

 オールナイトニッポンに出演するのはこれで2度目。前回も「こ、こんな大人気芸能人のラジオでもない、一介の文芸評論家の深夜のお喋りに、ちゃんと聴いてくれる人がいて、リアルタイムにメールが届くなんて!?」と驚いたのだが、今回もとにかくリスナーのメールが秀逸なことに感動。聞くと、いつものオールナイトニッポンのハガキ職人(メール職人?)がたくさんお便りをくれたらしい。いやはや。このAIハイテク時代であっても、話を聴いてくれる生身の人間がラジオの向こうにいて、私の言葉を笑い飛ばしてくれて、言葉のやりとりができるなんて。これぞ人間にしかできないことだ。

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source : 週刊文春 2026年5月21日号