「いろいろとミソがついてはいますが、それでも期間中のテレビはオリンピック一色になる。五輪キャスターになることは、アナウンサーにとって最大の栄誉でしょう」(NHK局員)
限られたイスを巡る“五輪キャスター戦争”の内幕を報告しよう。
まずは最大の放送枠を持つNHKから。
開会式の司会は和久田麻由子(32)、閉会式は桑子真帆(34)と、夜、朝のニュースの顔が大役をゲット。和久田はパラリンピックの閉会式も担当し、NHKのオリパラは「和久田に始まり、和久田に終わる」形に。まさに“絶対エース”であることを印象づけた。
「なんといっても開会式の担当が一番の花形。現在の2大エースの和久田、桑子のどちらが務めるかが注目されましたが、最後は清純派で隙が全くない和久田が選ばれました。桑子は昨年、俳優の小澤征悦とのお泊りデートが報じられ、コロナ禍なのにノーマスク姿だったことなどイメージダウンが響きました」(同前)
新旧スポーツキャスターも、明暗を分けた。
「18年まで土日のスポーツニュース番組、通称“サンサタ”を担当していた杉浦友紀(38)はパラリンピックの開会式と、特設スタジオからの五輪中継番組のキャスターを務める。一方、現役のサンサタのキャスターの副島萌生(めい)(29)は、五輪ではデイリーハイライトの担当にとどまった。海外での五輪だったら杉浦は現地派遣、副島は居残りという扱いですから、経験値で勝る杉浦に軍配が上がった形です」(別のNHK局員)
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source : 週刊文春 2021年7月29日号