動画には、ムーディーな音楽が鳴り響く、薄暗い店内のソファに座る1人の男性が映っている。左手にはカートリッジのようなものが握られている。俯き加減で吸引すると、口から白い煙が吐き出された。実はこの男性、広島カープ所属の選手なのだ。そして彼が吸っていたのは――。
新井貴浩監督が就任して、4年目を迎えた今シーズン。中日ドラゴンズが最下位を“独走”しているため目立たないが、交流戦前までの段階でカープも5位と、成績は振るわない。
そんなカープに、さらなる激震が走ったのが、5月15日のこと。元所属選手の羽月隆太郎が、初公判で“爆弾証言”をしたのだ。
羽月は今年1月、昨年12月に自宅で指定薬物のエトミデートを含んだ「ゾンビたばこ」を使用した罪で逮捕された。

ゾンビたばこは、使用や所持などが禁止されている危険ドラッグである。若い世代を中心に蔓延しており、過剰に摂取すると手足が痙攣したり錯乱状態に陥るという。羽月は当初、容疑を否認していたが一転して認め、2月に起訴。カープは選手契約を解除していた。
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source : 週刊文春 2026年6月4日号






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