5月15日午前11時、広島地裁302号法廷。その男は黒のスーツに白いシャツ、深緑色のネクタイ姿で現れた。証言台に立つと、真っ直ぐに前を見つめ、こう述べた。
「周囲に吸っているカープ選手がいた」――。
「今年1月、広島カープの羽月隆太郎(26)が昨年12月に自宅で『ゾンビたばこ』と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用した罪で逮捕されました。2月に起訴されると、すぐさまカープは選手契約を解除したのです」(スポーツ紙記者)

「ゾンビたばこ」は、医薬品成分「エトミデート」を含む危険ドラッグで、指定薬物として使用や所持が禁止されている。電子タバコで吸引されることが多く、若い世代を中心に蔓延しており、過剰に摂取すると手足の痙攣が起きて錯乱状態に陥るという。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル
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