東京・恵比寿の日本料理店「賛否両論」の店主であり、テレビや雑誌で引っ張りだこの笠原将弘さん。本誌での人気連載が本になったと聞き、アガワがお店へ突撃。料理人を志した経緯や店名の由来などたっぷり伺いました。

 

(かさはらまさひろ 1972年生まれ。東京都出身。2004年東京・恵比寿に「賛否両論」を開店。現在は名古屋店、金沢店も展開。YouTubeチャンネル「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」はチャンネル登録者数133万人を突破。近著に本誌での連載をまとめた『笠原将弘のご自愛めし』。)

 

阿川 ここ「賛否両論」をオープンされて、何年ですか?

笠原 22年になります。

阿川 大人気で予約が取れない店と有名ですが、あと名古屋と金沢にも直営のお店があるそうで。メニューはお店ごとに違うんですか。

笠原 ええ。なるべく地元の食材を使いたいので。月の前半・後半でコースのメニューを変えていて、3店舗分、僕が考えています。

阿川 3店舗分!? それは大変。だって、テレビにもたくさん出演してらしてお忙しいでしょう?

笠原 毎週火曜日、フジテレビの「ノンストップ!」で生放送の料理のコーナーを持っています。あと月一でNHKの「あさイチ」と「きょうの料理」が年に5回くらいありますね。

阿川 その上レシピ本も沢山。これまで何冊くらい出されたんですか?

笠原 100冊以上ですかね。

阿川 流行作家より多いんじゃない?(笑)

笠原 いえいえ(笑)。雑誌などで連載を複数やっているので、定期的に本になるんですよね。

阿川 この度出された『笠原将弘のご自愛めし』も、文春で連載なさっていた読者のお悩みに答えるレシピ本だそうで。そもそも、お忙しいのにどうして引き受けたんですか。週刊連載ですよ?(笑)

笠原 もともと文春はよく読んでいましたし、伊集院(静)先生の悩み相談(「悩むが花」)が好きだったので。

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source : 週刊文春 2026年6月18日号