「『将来はサウナを造りたい』と言うほどサウナ好き。『整う』というサウナ用語も昔から使っていました(笑)」(スポーツライター)

 柔道73キロ級で金を獲得した大野将平(29)だ。

決勝はシャフダトゥアシビリ(ジョージア)と9分26秒の熱戦

 山口県出身。元々体格に恵まれたわけではなかった。

「柔道を始めたのは、幼稚園の頃。兄と一緒に地元の柔道少年団に通ったのがきっかけ。小学校高学年の頃、兄を追いかけるように東京へ行きバルセロナ五輪の金メダリスト・古賀稔彦さんらを輩出した名門私塾・講道学舎(既に閉塾)を志しました。ところが、『体が細すぎる』と家族から反対されたそうです」(同前)

 そこで、1年間で10キロ太り、親を説得。親元を離れ、進学を果たした。

 天理大学4年時の2013年には世界選手権を制し、順風満帆。だが好事魔多し。

「主将を務めていた天理大柔道部で上級生から下級生に対する暴行問題が発覚したのです」(運動部記者)

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source : 週刊文春 2021年8月5日号