「知らないねえ」
オープニングで駅の前に立った春日俊彰は言う。『オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ』で訪れるのは、東大和市駅、四ツ木駅、弘明寺駅など、基本的には春日が行ったことのない馴染みのない街。そこで「せんべろ」=1000円でベロベロに酔えるような飲食ができる店を探す番組だ。だが、何しろ「お金を使わない」超節約家で有名な春日。たとえ1000円であっても、「自腹」というからには妥協しない。いかに時間がかかろうが、少しでも安いもの・お得なものを求め吟味に吟味を重ねる。気心の知れたスタッフから、それに強めにツッコまれたりもするが、春日はまったく動じない。そもそも「私ですけど」と突然店に入っていき、メニューを見せてもらった後、何も注文しないまま、また来るかもしれないし、来ないかもしれないと店を出ていくのだから、テレビの企画とはいえ、強心臓の持ち主である春日でしかできない企画だろう。鬼門は「お通し代」。それがあるかないかで1000円以内に収まるかが左右される。今はもう慣れたもので先に「お通しありますか」「メニューは税込みですか」などと確認している。
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source : 週刊文春 2026年7月16日号






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