最終回は、内野勝行先生による誌上外来を特別開設。ボケる前にどうすればよいのか。ボケたら家族はどうすればよいのか。読者の皆様から寄せられた疑問・お悩みにお答えします!
認知症は遺伝する?
Q 血圧・血糖値・コレステロール値全て正常だった母が、80歳手前で認知症を発症しました。父が他界して66歳から独居し孤立。甲状腺機能低下症の薬を長年服用していました。私も認知症になるのではないかと不安です。(60代女性)
A 結論から言うと、遺伝することは稀です。特定の遺伝子変異が強く関わる「家族性アルツハイマー病」はアルツハイマー病全体の1%未満だからです。
お母様のケースだと、甲状腺機能低下症が認知症のリスク。台湾の研究(2022年)によると、65歳以上の高齢者で甲状腺機能低下症の既住がある人は認知症のリスクが81%増加します。また薬によっては長期間服用すると、気分が落ち込む場合があり認知症リスクが上がります。
それから独居して家族や他人と関わる機会が少なくなると、認知症の進行をはやめてしまいます。お母様と真逆なことをなさってください。外に出てたくさんの方と話をする。甲状腺の検査もする。そうすれば、きっと大丈夫です!
怒りっぽい・徘徊する。どうすれば?
Q 認知症の母が怒りっぽくなって、薬も飲んでくれません。そして夜は徘徊。困っています。(60代女性)
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source : 週刊文春 2026年7月30日号






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