夏休みの最後にご登場いただくのは「ダイナソー小林」こと小林快次先生! 仏像好き少年はいかに日本一の恐竜学者になったのか? 最新の恐竜研究から見える人間の在り方とは? 大人も必見の特別授業、開講します!
(こばやしよしつぐ 1971年、福井県生まれ。ワイオミング大学地質学・地球物理学科卒、サザンメソジスト大学地球科学科にて博士号取得。2005年に北海道大学総合博物館助手、現在は同館副館長・教授を務める。著書に『恐竜とぼく――好きが未来になる瞬間』『恐竜まみれ――発掘現場は今日も命がけ』『ティラノサウルス解体新書』等。)

阿川 今の拠点は北海道大学総合博物館で、研究や学生の指導をされつつ、恐竜の発掘調査で海外を飛び回っていらっしゃるそうですね。発掘はどちらまで?
小林 モンゴルには毎年行っていて、今年で30年目です。去年まで20年近くアラスカに行っていましたし、他にはアメリカ本土やカナダ、あとは5、6年前からウズベキスタンに行っていますね。
阿川 やっぱり調査って時間がかかるものなんですか。
小林 発掘して見つけて終わりじゃないので、何年もかけなきゃいけないんです。大昔はアジア大陸と北米大陸の間のベーリング海峡が地続きで、そこを恐竜が移動しながら進化していた。それを研究するには両方の大陸での調査が必要なんです。
阿川 ウズベキスタンで調査するのはなぜですか。
小林 シルクロードのように、恐竜がアジアとヨーロッパを行き来していたことが分かってきたんですよ。
阿川 へ〜え。今、小林先生のような恐竜学者って増えているんですか?
小林 増えていますね。
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source : 週刊文春 2026年9月3日号






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