ジャニーを礼賛するブログを書いていたが、一転して被害を綴りだした元ジュニアがいた。なぜ心変わりをしたのか。自宅を訪ねると、彼は“訴訟”を口にしたのだった。
「よくジュリーさんが謝るところまで持ってきたね。何十年も誰もなし得なかったことをしたよ」
2023年6月、取材班の遠藤遥は、1990年代後半に活動した元ジャニーズJr.(以下、ジュニア)のBとバーにいた。
Bは取材班が独自の証言者を見つけようと取材を始めて歩き回った末、2番目に誌面に登場した元ジュニアだった。
当時は匿名の証言者を見つけることにも苦労していた。Bも当初は警戒をしていたが、匿名を条件にジャニー喜多川の自宅マンション、通称「合宿所」で見聞きしたことを話してくれた。先輩から「ベルトを3本巻いて寝ろ」と言われたり、脱がされにくいジーパンを穿いて寝たこともあったという。
14歳の頃には、コンサートの際に泊まったホテルで寝ていると、知らぬ間に横にいたジャニーからディープキスをされたが、歯を食いしばって拒否したと証言した。
遠藤はBの証言を掲載した後も、彼の関係先のバーに通い続けた。港区にあった合宿所の間取り図を作るために、部屋の様子を詳しく聞いたり、他の証言者の話の信ぴょう性を裏付けるため、話を聞きに行っていたのだ。
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source : 週刊文春 2026年9月17日号
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