今回のゲストは浜田岳文さん。美食を追い求めて世界中を旅する「フーディー」の中で8年連続の世界一に輝いた浜田さんに、その生態や今日本で注目すべきジャンル、そして少し意外なご友人のお話などたっぷり伺いました!
(はまだたけふみ 1974年、兵庫県宝塚市生まれ。イェール大学政治学専攻卒業。「OAD Top Restaurants」のレビュアーランキングで2018年度から8年連続第1位。株式会社アクセス・オール・エリア代表。著書に『美食の教養 世界一の美食家が知っていること』。)

阿川 まぁ、天井が高い、窓も大きい。テラスでバーベキューもできそう。オシャレな所にお招きいただきましてありがとうございます。
浜田 私が所属しているマネジメント事務所のオフィスなんです。
阿川 オフィス! てっきりご自宅なのかと。普段は世界各地を旅していらっしゃるんですよね。
浜田 1年のうち5カ月は海外にいます。7カ月は日本にいますが、自宅がある東京にいるのは3カ月で、残り4カ月は地方にいます。
阿川 9カ月の旅の目的は全て食?
浜田 食です。年間800回以上は外食していますね。
阿川 1日2食以上外食生活ですか。疲れません?
浜田 体は疲れますよね。時差ぼけもありますから。
阿川 好きだからという理由だけでそんなに食に執着できるのか、お金はどこから出ているのか……。お伺いしたいことが山ほどあるんですが、まず、浜田さんは「世界一のフーディー」と呼ばれているそうですけど、「フーディー」ってなんですか。
浜田 僕なりの定義で言うと、「食べるのが好きな人」のことですね。日本で言われ始めたのはここ5年とか10年ぐらいですけど、英語圏ではもっと昔からある言葉です。
阿川 「グルメ」とは違う?
浜田 「グルメ」とか「美食家」というと、食に詳しいというニュアンスが入って、どこか偉そうな気がして。それでニュートラルな「フーディー」を名乗っているんです。
阿川 その「フーディー」として名の知れた方って、世界中で何人ぐらいいらっしゃるんですか。
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source : 週刊文春 2026年10月8日号
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