快晴のロス。ダウンタウンのとあるビルの屋上に、約束10分前に現れた律儀な偉丈夫は、黒のTシャツに黒のワイドパンツ、足元には白いナイキのエアフォース1を合わせている。装飾を好まない彼の身体には腕時計も結婚指輪もネックレスもなく、軽快さが際立って見える。
9月27日(現地時間、以下同)の最終戦で100勝目を挙げ、レギュラーシーズンを危なげなく制したロサンゼルス・ドジャース。10月3日からの地区シリーズ直前、佐々木朗希投手(24)が取材に応じた。
――カッコいいTシャツですね。
「これ好きなんです。ジャッキー・ロビンソン・デイ(人種差別と闘いつつ大活躍した往年の名選手を称えて同氏がデビューした4月15日に制定された)に、ナイキから選手に配られたものです。このイラストがカッコよくて、これの他に白のTシャツやパーカーもお願いしました。限定品で、もう売っていないので、色あせるまで着ます(笑)」

そう笑う佐々木の表情からは、決戦に向けたやる気が漲る。今年は開幕から先発ローテの一角を守り続けたが、8月下旬に右手中指のマメが潰れるアクシデントから故障者リスト入り。9月中旬の復帰後は中継ぎに転向し、3試合を無失点と危なげなく乗り切った。
――今日からフィリーズとブレーブスのワイルドカードシリーズ(ナ・リーグ)が始まり、ドジャースはその勝者と4日後から戦います(注・10月1日、ブレーブスがフィリーズを2勝1敗で下し、対戦相手が決定した)。今の仕上がりは?
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source : 週刊文春
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