急に心臓が……。心筋梗塞には、男性が発症しやすいイメージがある。しかし、女性が発症した場合の方が、命にかかわりやすいというのだ。女性特有の原因と対策、疑うべき症状、健康診断や日常生活の注意点を知ろう。

 

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「心筋梗塞の患者は、胸痛を訴える人ばかりではありません。『胸の真ん中に重しを載せられたよう』『胃が痛い感じ』などと感じ、じっと耐え忍んでしまう人もいます。病院に行こうか迷っている間にも、心筋は刻一刻と壊死していくんです」

 そう話すのは、湘南大磯病院副院長の高橋佐枝子医師。専門は虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)で、26年にわたり、心臓カテーテル治療の第一線に立ち、急性心筋梗塞の患者を救ってきた。

心臓カテーテル治療の第一線に立つ高橋佐枝子医師

 男性の病気と思われがちな心筋梗塞。実際患者の約7割は男性だが、女性も閉経後から急増する。しかも女性は、ひとたび起こすと命を落としやすい。院内死亡率は、男性のほぼ2倍だ。

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source : 週刊文春 2026年10月29日号