中高年の女性の多くが抱える肌の悩み。更年期には女性ホルモンが急激に減少し、肌のハリを保てない、シミ、シワ、くすみが増えたといった老化のサインが現れる。こうした更年期の肌トラブルを解消するアプローチの一つが「プラセンタ」だ。一之江駅前ひまわり医院の伊藤大介院長が最新の研究をもとに解説する。

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プラセンタは英語で哺乳類の胎盤を意味する。胎盤には、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど、豊かな栄養素と細胞を増殖させる因子が凝縮されており、肌の再生などに役立つとされる。
国内で代表的なプラセンタ注射薬として使われているのが、「メルスモン」と「ラエンネック」の2種類。どちらもヒトの胎盤から抽出した成分を使用した医薬品である。

「日本では70年ほどの歴史があります。ただし、当初から美容目的だったわけではありません。メルスモンは更年期障害や乳汁分泌不全に、ラエンネックは慢性肝疾患における肝機能の改善に用いられてきました。女性だけでなく男性の更年期症状も和らげる効果があるとされています」
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source : 週刊文春 2026年11月12日号
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