二階幹事長「会食炎上の夜」 息子も宣言破り“銀座酩酊”写真

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

 二階俊博幹事長(82)ら自公幹部5人が日本料理店で会食したのは、8月17日昼のこと。国民には4人以下での会食を求めていただけに批判を浴びたが、その日の夜、人通りの減った銀座に現れたのは――。

 夜8時20分。豪雨の中、和服女性に先導され、男性3人組が雑居ビルに吸い込まれていく。そのうちの一人が、二階氏の次男・直哉氏(49)だった。向かう先は、彼の行きつけという会員制クラブ「S」だ。

クラブ「S」のビルに入る直哉氏

 一行がビルから出てきたのは、約4時間半後の翌18日深夜0時40分過ぎ。上機嫌の直哉氏らは路上で立ち止まり、1人のスマホを皆で覗き込んで大爆笑。その後、自宅近くでタクシーを降りた直哉氏は付近の駐車場で煙草を吸ってから、千鳥足で帰宅した。

 言うまでもなく、東京都は緊急事態宣言の発令中。酒類を提供する飲食店には休業要請が出され、都民は、要請に応じない店の利用を厳に控えるよう呼びかけられているのだ。

 現在はコンサル会社を経営する直哉氏。だが、父親の政治活動と無縁ではない。

「二階氏には3人の息子がいますが、長男の俊樹氏は16年、二階氏のお膝元である和歌山県御坊市長選に出馬して惨敗。現在は三男の伸康氏が後継者として地元回りをしている。しかし、二階氏が『3兄弟の中で一番政治家向き』と目をかけていたのが、直哉氏なのです」(二階家を知る人物)

 08年8月、二階氏は経産相に就任すると、直哉氏を大臣秘書官に抜擢。09年9月に退任するまで傍らに置いた。直哉氏はこの間、少なく見ても、約400万円の報酬を得たことになる。

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source : 週刊文春 2021年9月2日号

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