国民民主党の山尾志桜里衆院議員(47)の元夫・X氏が、山尾氏の不倫関係や離婚の経緯などについて明かしていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。X氏が今年4月、山尾氏に対して起こした損害賠償請求訴訟の訴状で記していた。
「週刊文春」が、山尾氏と倉持麟太郎弁護士の不倫関係を報じたのは、2017年9月のこと。その約半年後の2018年2月、山尾氏とX氏は離婚が成立している。
証拠書類として添付されていたのは、「週刊文春」の記事
2人には長男がいるが、離婚に際し、親権を山尾氏が、監護権をX氏が持つことを公正証書で定めていた。父親が監護権を得るのは日本では例外的だが、訴状では、まず〈原告の監護権取得の経緯〉が詳細に記されている。
〈平成29年に入った以降からは、被告の帰宅時間は遅くなり、週に何度か朝5時ころに帰宅することもあった。被告の帰宅時間が遅くなり、しばらくたった平成29年5月ころ、被告は突然、原告に対し、価値観が違うとして離婚を申し入れた。それは、原告にとって納得のいくものではなく、何よりも長男にとってよくないと考え、原告はこれを拒絶した〉
山尾氏が離婚を申し入れたのはなぜか。訴状に証拠書類として添付されていたのは、「週刊文春」2017年9月14日号、2017年9月21日号。いずれも、山尾氏と倉持氏のダブル不倫について報じた記事だ。山尾氏は男女の関係を否定したものの、事態混乱の責任を取って民進党(当時)を離党している。
これを機に、X氏を取り巻く状況も大きく変わった。
〈騒動となり、マスメディアの記者が自宅マンションで待ち構えていたことから、被告は1ヶ月ほど帰宅することなくホテルに滞在して、取材を避けていた〉
2カ月99円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
99円/最初の2カ月
3カ月目から通常価格2,200円
期間限定
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2021年9月9日号