モデルでタレントのアンミカ(49)の夫が経営する会社に、雇用調整助成金の不正受給の疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。

 アンミカの夫、セオドール・ミラー氏(50)は2005年からイベント制作会社「エンパイアエンターテイメントジャパン」(以下、エンパイア社)の社長を務めている。同社の従業員は30人ほどで、年間売上高は15億円(2020年12月期決算)。主な業務内容はイベントの企画制作で、主な取引先には電通やソニー、グーグルなどがある。

 エンパイア社は昨年の3月頃から新型コロナの感染拡大によってイベント数が減少。それに伴い、社員の勤務日数も変更された。

 元社員が語る。

「昨年4月から週3日の勤務になり、週の2日は休業日となりました。しかし、7月からは『通常の業務に戻します』と言われ、通常の週5日勤務に戻ったのです。普通に働けることが嬉しくて、精一杯働きました」

 実際にエンパイア社のホームページにも、7月には「朝日新聞ボンマルシェ」主催のオンラインイベント、8月には「JWマリオット・ホテル奈良」のブランドビデオ制作など、数々の仕事実績が掲載されていた。

 しかし、元社員は給与明細を見て驚いたという。

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source : 週刊文春 2021年9月16日号