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小室圭さん NY就活先に送った「虚偽経歴書」「眞子さまの婚約者」と添え書き

「週刊文春」編集部

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2017年9月の婚約内定会見
2017年9月の婚約内定会見

〈10月にも婚姻届〉と報じられ、急速に進展する眞子さまと小室さんの結婚。今後のお二人の暮らしはどうなるのか。NY就職活動の内実を取材すると、経歴粉飾疑惑に大物日系人の存在など、知られざる事実が次々と……。

 世紀の結婚に向けたカウントダウンが、遂に始まった――。

 秋篠宮家の眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚問題。メディア各社が「年内結婚」を伝えるなか、9月8日には共同通信が〈眞子さま10月にも婚姻届〉と報じたのだ。

NYにわたられる眞子さま
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就職の目途が立った小室圭さん

「婚姻届を提出して皇籍を離れれば、宮邸に住むことはできないので、都内のマンションなどで仮住まいをされる。そこでパスポートの申請など、渡米の準備をされると見られます。11月下旬の秋篠宮さまの誕生日会見のころには、もう渡米されている可能性が高い」(宮内庁担当記者)

 18年2月に、小室さんの母・佳代さんと元婚約者との金銭トラブル報道により婚約が延期になってから、約3年7カ月。止まっていた時計の針は、遅れを取り戻すかのように加速度を上げている。きっかけとなったのは、7月30日、NHKが〈小室圭さんが米NY州の司法試験終了 現地法律事務所で就職へ〉と報じたことだった。

「NHKは16年、当時の天皇陛下の生前退位についての報道でも、いち早くスクープして世論形成の役割を果たしました。就職内定の報道も結果的に、小室さんの生活基盤が整い、結婚への障壁が無くなったと印象付けることになった。実際、9月1日に読売新聞が『年内結婚』を報じた際には、背景として小室さんの生活基盤が整ったことが強調されました」(同前)

 宮内庁は、金銭トラブルは“小室さんではなく、あくまで母親の問題”と整理したうえで、小室さん側の生活基盤の安定をアピールして結婚問題を決着させようとしているという。事実、宮内庁幹部は周囲にこう漏らしている。

「小室さんの成績は優秀らしい。司法試験にも受かるだろう」

 合格発表は12月中旬とされる。だが、その前に就活に成功したことを“錦の御旗”にして、年内結婚へと疾走するお二人。最後のピースを埋めた「就職先内定」の内実はいかなるものなのか。小誌は、小室さんのNYでの就活のプロセスを徹底取材した。すると、驚くべき事実が次々に判明したのだった――。

 小室さんが留学していたNYフォーダム大の関係者が語る。

「そもそもロースクールの学生は、1年目の成績が出た時点で就活に取りかかるのが一般的。そこで面接などを経て、2年目の終わりの夏休みに、法律事務所でサマーアソシエイトというインターンを2カ月ほど行う。事務所側はその働きぶりで、正式に就職のオファーをするかを決めます。そのため、小室さんの場合、2年目が終わった昨年の夏休みの時点で就職先が決まっているはずだった。しかし、彼は秋になっても就活を続けていたのです」

NYで勉強に励んだ小室さん

ネックになったLLMコース

 この関係者によれば、小室さんがアプローチをしていたのは、在籍弁護士数が1000人を超える、複数のNYの大手法律事務所。いずれも日本企業を顧客に抱える事務所だった。こうした大手では、1年目から年収2000万円を稼ぐことも可能だ。

「小室さんは、大企業のM&Aを扱うような事務所への就職を目指していたようです。ロースクール生時代には、ゴールドマン・サックス出身で贈収賄防止のコンプライアンスの専門家に熱心に話を聞き、ネームカードを渡す姿が目撃されたこともあった。他にも、企業のクラウドファンディングについての論文を発表するなど、企業法務に強い関心を寄せてきた。中でもM&Aを扱う弁護士は、業界でも“花形”と言えます」(同前)

 小室さんが目指した“アメリカン・ドリーム”。実際、小室さんがロースクール1年目を修了したときに発表された成績優秀者リストでは、「極めて優秀」に次ぐ「優秀」にランクイン。これは1学年、150名余のうち上位25%に入ったことを意味していた。

 だが、小室さんに意外な壁が立ち塞がった。

「たしかに、1年目の小室さんのGPA(成績評価値)は、5点満点中3.7点。これは、優秀な成績と言えます。しかしネックになったのは、小室さんが1年目に履修したのがLLM(法学修士)コースだったことでした」(同前)

 小室さんは1年目でLLMを修了し、2年目からはJD(法務博士)コースに編入している。LLMは、自国で法学を修めたり弁護士資格を取得した外国人留学生が、いわば“箔付け”のために通うコースだとされる。アメリカで弁護士を目指す人は、JDで3年間学ぶのが一般的だが、なぜか小室さんは最初の1年をLLMに費やしたのだ。

 その結果――。小室さんの就活先の一つで、世界に名を轟かせる大企業の顧問でもある大手法律事務所のパートナー弁護士は、こう明かすのだ。

「面接も行わずにNO」

「昨秋、アメリカ人弁護士を通じて、ケイ・コムロの経歴を書いたレジュメがメールで送られてきました。でも、いくらLLMの成績が良くても、原則としてLLMの人は採用しません」

 経歴のレジュメに特に目を見張る点はなかったが、仲介者からの小室さんに関する添え書きのこんな一節にだけは、目が留まった。

「眞子さまのボーイフレンド」

 その文言の後には続けて、17年に婚約したが延期になったこと、2人の交際はまだ続いていることなどが記されていた。

 振り返れば、小室さんのフォーダム大入学にあたり、同大の公式サイトが「日本のプリンセスのフィアンセが通学する」と紹介した。皇室利用を想起させる一文に非難の声が湧き起こり、宮内庁が正式な婚約者ではない旨を大学側に通達する騒動があった。仲介者が綴った慎重な物言いの一文は、この過去を思い出させる。

 ただ、生き馬の目を抜く大手法律事務所の世界では、こうしたアピールも通用しなかったようだ。

「日本の皇室にパワーがあると思ったんでしょう。でも彼の経歴には、他に目を惹くポイントはありませんでした。ウチの事務所に入ってくる弁護士は、JDでいい成績を収めているのは当然で、中には科学の博士号を持つ人もいます。われわれの事務所では面接も行わずにNOと答えました」(前出・パートナー弁護士)

 渾身の経歴書や推薦文も不発の、まさかの“門前払い”だった。

 就活が上手くいかず、焦りを募らせたのだろうか。小室さんが就活で用いた自らの経歴には、いくつかの“虚飾”が見え隠れする。

 ある大手事務所には、小室さんがパラリーガルとして勤めていた奥野総合法律事務所から依頼を受けた人物を通じ、小室さんの経歴書が届いた。そこには趣味として「ピアノ(特にジャズ)、スキー、絵画」と記されていたという。この経歴書を見た人物が語る。

「小室さんの経歴は、国際基督教大学(ICU)に在学中の12年9月から13年6月まで、交換留学でUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に通ったとなっています。経歴書には、同じころに電通アメリカでインターンをしたとも記されていた。勤務地はカリフォルニアで、マーケティング業務をした、と」

 電通アメリカは、NYに拠点を構える電通のグループ会社だ。小室さんは、日本最大の広告代理店のネームバリューに期待を込めて、経歴書に記したのかもしれない。だが――。小誌が電通グループに小室さんのインターン歴について聞くと、こう回答があったのだ。

「そのような事実は確認できませんでした。また、当時の電通アメリカには、カリフォルニアに事務所は存在しておりません」

 電通幹部も首を傾げる。

「学生のインターンは、内定者か、よほどのコネがなければ取らない。電通アメリカの下請けなどで働いていたのを、“盛って”書いているのかもしれません」

 また、小室さんはICU卒業後の1年9カ月、三菱東京UFJ銀行(当時)に勤めていた。経歴書には、このとき、2年連続で優秀成績者を表彰する賞を受賞したことが誇らしげに記されている。確かに同行には「部門長表彰」制度があり、上位10%の成績優秀者が「表彰」、その下の20%が「準表彰」される。だが当時法人営業部門にいた小室さんについて、関係者はこう証言する。

「それらの表彰を小室さんが受けたことはありません。新人が2年足らずで二度も表彰されたら間違いなく覚えているはずですが、誰の記憶にも一度もないんです」

 さらに、あるNY在住弁護士は、こう明かす。

「われわれの事務所には、仲介者から『小室さんは昨年の夏休みに大手事務所Xのインターンが決まったが、コロナでキャンセルになった』と説明がありました。しかし、夏のインターンが中止になるなんて一大事。一度はインターンが決まったのにやっぱりキャンセルなんてことがあれば、来年から学生が来なくなってしまいます。本当に小室さんはインターンが決まっていたのか、疑問に感じました」

 Xは全米でもトップ100に入る、いわゆる“ビッグ・ロー”。小誌がXに確認すると、広報担当者が電話とメールでこう回答した。

「(コロナでインターンが中止になった学生がいるというのは)事実ではない。オンラインではあったが、サマーアソシエイト向けのプログラムを行った。結果、76人の素晴らしいサマーアソシエイトが参加した」

 次々と覆される、小室さんの経歴書。彼を信じて日本で待ち続ける眞子さまのため、何としても就職先を見つける必要があった小室さんは、“粉飾”に走るほど、切羽詰まっていたのかもしれない。

フォーダム大での小室さん

無給でインターン

 だが、苦難の道程だった小室さんの就活に、救いの手を差し伸べる人物がいた。

「NY日系人会で会長を務めた経験もある、ゲーリー森脇氏です。現在は日系人会の名誉会長に就任しており、19年には日米親善に貢献したとして外国人叙勲の受章者にもなったコミュニティ内の著名人。彼もNYにある中規模の法律事務所のパートナー弁護士で、個人向けの資産形成や遺言書作りの助言を専門としています。その森脇氏の事務所が昨夏、小室さんをサマーアソシエイトとして受け入れたのです」(日系人会関係者)

 本来、受け入れ先の法律事務所はアソシエイトに対しても、初任給と同等の給与を支払う。しかし、小室さんの場合はなぜか無給だったという。

「事務所側は、優秀な学生を囲い込むために、お客さまのように扱います。だから給与も支払う。無給でインターンをやるのは、学生側が『タダでもいいから経験を積ませてほしい』と頼んだとしか考えられません」(前出・NY在住弁護士)

 前述のとおり、小室さんは就活にあたり「昨夏、Xというビッグ・ローのインターンがキャンセルになった」と説明していた。しかし実際には、日系人会の重鎮の事務所で、無給でインターンを行っていたのだ。

「ただ、小室さんの就活ぶりを見ていると、1000人以上の弁護士を抱えるような大手法律事務所をターゲットにしていた様子が見て取れます。こうした事務所ではM&Aでも大型の案件を扱うことができ、初任給も跳ね上がる。弁護士数が200人弱と中規模で、飛び抜けた収入も見込めない森脇氏の事務所は、小室さんの理想と必ずしも合致しなかったのかもしれません。通常、夏のインターン先にそのまま就職が決まるケースが多いのに、小室さんが秋になっても就活を続けていたのは、それが理由ではないか」(同前)

 小誌は森脇氏に取材を申し込んだが、事務所を通じて「何もお伝えすることはない」と答えるのみだった。

 また、一連の“経歴粉飾”疑惑について小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士にも質問状を送ったが、期限までに回答はなかった。

 長谷川裕雅弁護士が指摘する。

「今回のケースでは、ただの誤記ではなく、全くの虚偽を経歴書に書いているように見受けられます。とくにアメリカでは一般的にインターン歴を重視する傾向があるので、それを“盛って”書いていたとしたら悪質です。虚偽が発覚して、法律家としての信頼に堪えないと判断した場合、事務所側が解雇する可能性も十分考えられます」

 心配の種はそれだけではない。

 NY州弁護士の資格を持つリッキー徳永氏が語る。

「米国弁護士の1年目給与の平均は約1600万円。NYだと相場が上がって1800万円程度でしょう。2000万円まで稼げるのは、大手事務所で将来を期待された有望な新人だけです。また、新人はタイムチャージが安いので、たくさん仕事をこなさなければ収入につながらない。最初の3年は、自分の時間が無いくらい、生活のほとんどを仕事に注ぎ込む覚悟が必要でしょう」

 また、NYはとにかく物価が高いことで知られる。夫婦2人が暮らしていくのに、どれだけのお金がかかるのか。

「一般的に、生活費の中で一番高いのが家賃です。夫婦2人がNYに住む場合、セキュリティが万全で綺麗な物件なら、家賃は月に50万円ほど。日本から移住する際には、契約金や1カ月分の家賃、不動産業者への仲介料で、家賃の約3倍分にあたる150万円から200万円が必要です」(NYのファイナンシャルアドバイザー・比嘉啓子氏)

 NYでは、コロナ禍を契機にアジア人へのヘイトクライムが急増しているという。今年1月から5月にかけて、アジア人へのヘイトクライムが前年同時期と比べ3倍に増加したという統計もある。家賃が高くても、セキュリティの万全なところに住む必要がありそうだ。

 食費については、野菜類は高いわりに新鮮ではないため、外食をする人が多いという。ただし、外食ではチップが必要で、料金の約20%増しとなる。

「そのため、夫婦2人の1カ月の食費は約20万円かかります。その他、ケーブルテレビや携帯電話代、衣料費、余暇にかかる費用などを勘案すると、支出は月に100万円を優に超えることも。また、アメリカでは連邦税に加え、NYの州税、市税もある。収入の約30%は徴収されると考えていいでしょう」(同前)

日本のクラブで友人と遊ぶ小室さん

呼び出された元婚約者の代理人

 日本のような国民皆保険制度がないアメリカでは、医療費も重くのしかかる。

「65歳未満のアメリカ国民のほとんどは、勤務先を通すか個人で保険に入ります。ただ、アメリカは健康保険料が本当に高い。夫婦と子ども1人という家族構成の私は、健康保険料を3人分で月に約22万円も払っています」(同前)

 眞子さまは約1億4000万円に及ぶ一時金も辞退する意向だとされる。新婚夫婦の家計は決して楽ではなさそうだ。

 さらに、気になるのは佳代さんの存在である。若くして夫を亡くしてから、小室さんと手と手を取り合って暮らしてきた佳代さん。愛息をカナディアン・インターナショナルスクールに入学させ、元婚約者には「結婚前にはカナダに住んでいた」と言って、メールではジェニーを自称した。友人にはお菓子や料理の勉強のため「ドイツに留学したい」と語るなど、かねてより海外志向を滲ませてきた。

母・佳代さん

「勤務先の洋菓子店で労災トラブルがあり、いま佳代さんは2カ月以上にわたって無断欠勤している。店長が佳代さんに激怒しており、弁護士を立てた話し合いをしているほどなので、佳代さんはこのまま退職せざるを得ないでしょう」(佳代さんの知人)

 15年にわたって勤めてきた洋菓子店を退職すれば、次の勤務先を探すのは困難だろう。ならば、佳代さんも新婚夫婦と共にNYで暮らすことになるのか。

 だが、ここで障壁となるのがビザの問題だという。

「アメリカでは留学のために発行される学生ビザ(F1ビザ)について、配偶者と21歳未満の子どもには家族ビザが発行されますが、原則として親には適用されない。学生ビザから就労ビザに移行しても同じです。そのため、親自身がビザを取得しない限り、観光目的での入国しかできません。この場合、アメリカに滞在できるのは90日間までです」(栄陽子留学研究所の担当者)

 さらに、小室家が抱える事情もある。

「佳代さんはいま、高齢の実父とともに暮らしています。この実父は、もともと佳代さんの弟夫婦と同居していたのですが、折り合いが悪くなり、小室さんが大学生のころに佳代さんのところへ転がり込んだ。そのため、仮に佳代さんがNYへ行っても、再び弟夫婦が同居に合意するとは考えにくい。佳代さんも父親を置き去りにはできないのではないか」(小室家関係者)

 佳代さんの渡米・同居には暗雲が垂れ込める。

 一方、結婚が具体化するのと並行して、膠着状態だった金銭トラブルにも動きがあった。宮内庁関係者が明かす。

「9月14日、小室さん代理人の上芝弁護士が、元婚約者の代理人のN氏を呼び出しました。結婚を前に、小室さん側からの解決金支払いに向けた話し合いが持たれたと見られます。眞子さまも、最後に金銭トラブルを解決させて、晴れやかに渡米なさりたいのでは」

 国民の納得と祝福に背を向けて、日本を去られる眞子さま。2人の本当の試練はこれから始まる。

秋篠宮ご夫妻の胸中は?

source : 週刊文春 2021年9月23日号

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