東京五輪・パラリンピック組織委員会が大会開催のために借り上げていたホテルにおいて、組織委スタッフが派遣型風俗店、いわゆる“デリヘル”を利用していたことが「週刊文春」の取材でわかった。
組織委は今年7月1日からパラリンピック閉会後の9月10日まで、東京・晴海の選手村入り口近くにある「ホテル マリナーズコート東京」を借り上げていた。
ホテルの借り上げ費用など大会経費の一部は税金から負担
ホテル関係者が語る。
「オリパラの期間中、ホテル内では選手たちの記者会見が開かれていました。出入りできるのは組織委の広報局や警備局の一部スタッフのみ。彼らは約3カ月間、ホテルに泊まり込み、公式ホームページやSNSで発信する会見や試合などの動画の編集をしていました。セキュリティゲートが設置され、部外者の立ち入りはできないように厳重に管理されていた」
ところが、ホテルの借り上げ期間が終了する前日の9月9日、深夜11時半頃に一台の軽自動車がホテル前の路肩に停車した。車からはホットパンツにヒール姿の若い女性が現れ、運転していた男性とホテルの中に入っていく。そして約45分後の0時過ぎ、ホテルから出てきた女性は軽自動車に乗り込み、走り去った。
小誌はこの女性がデリヘルの従業員であることを取材によって確認している。
組織委関係者はこう語る。
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source : 週刊文春 2021年9月23日号