10月19日に公示された衆院選。4年ぶりの決戦は、首相と元首相が激突した公認争い、大物も危うい熾烈な与野党バトル、そして意外な人物も参戦して幕を開けた。全国を飛び回り、注目選挙区の候補者を連続直撃する!
「公認候補でなくなることはあり得ないと思っている」
今年6月25日、まだ菅政権だった頃、前橋市内でそう述べたのは安倍晋三前首相だった。細田派所属の尾身朝子氏と、二階派所属で比例区選出だった中曽根康隆氏が激しく公認を争っていた群馬1区。安倍氏は尾身氏が17年の選挙に続き、小選挙区候補として必ず公認を得られると“お墨付き”を与えたのだ。
それから4カ月弱。蓋を開ければ、岸田政権下で、小選挙区の公認を得たのは中曽根氏だった。尾身氏は比例に回り、面子を潰された形の安倍氏。周辺に、
「現職優先じゃないのか」
と憤るのだった――。
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source : 週刊文春 2021年10月28日号