「和歌山県の、あるうどん屋の店長が、僕の名前を勝手に使って、GoToEatのクーポン券を購入し、不正に儲けていたんです」
そう語るのは40代の男性Aさん。実はこのうどん屋、とある有名人がオーナーの店なのだ。
南紀白浜のビーチから歩いて5分の好立地に、「白熊」といううどん屋がある。
「2016年末にオープンし、夜は居酒屋として営業しています。運営元はエムケイカンパニーという会社。同社は近藤真彦さんが社長を務める個人事務所です。ご自身が訪れる時は、通用口からこっそり出入りしていますね」(地元住民)
なぜ近藤は南紀白浜に店を構えたのだろうか。
「マッチは以前、白浜に別荘を借りていて、クルージングなどで度々訪れていた。また『白熊』は中国語でパンダの古い呼び名ですが、黒柳徹子さんらとパンダの誘致活動をしていたことも」(芸能デスク)
冒頭のAさんが、この店の不正に気が付いたのは9月下旬頃のことだった。
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source : 週刊文春 2021年11月4日号