12月10日に発表された与党の「税制改正大綱」。来年の税の仕組みの基礎となる重要な文書だ。特に関心の高い相続の分野では、何が変わり、何が変わらないのか。注目の「暦年課税」の扱いは。いち早くレポートする。
12月10日に自民・公明両党の「令和4年度税制改正大綱」が発表された。
これは毎年末、両党の税制調査会が、翌年度以降の税制改正の方針をまとめた文書だ。政府はこれをもとに法案をつくり、翌年の国会に提出する。つまり、翌年以降の税制の“たたき台”となる重要なものだ。
来年、税制の何が変わり、何が変わらないのか。今回の大綱をもとに速報する。
「暦年課税がなくなる」って?
このところの税制に関するホットイシューといえば、「生前贈与」だ。
「生前贈与 駆け込み相続術」(『週刊ダイヤモンド』12月18日号)
「生前贈与の制度変更で絶対に損しない最新知識」(『週刊現代』12月4日号)
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source : 週刊文春 2021年12月23日号