12月10日に発表された与党の「税制改正大綱」。来年の税の仕組みの基礎となる重要な文書だ。特に関心の高い相続の分野では、何が変わり、何が変わらないのか。注目の「暦年課税」の扱いは。いち早くレポートする。

 12月10日に自民・公明両党の「令和4年度税制改正大綱」が発表された。

 これは毎年末、両党の税制調査会が、翌年度以降の税制改正の方針をまとめた文書だ。政府はこれをもとに法案をつくり、翌年の国会に提出する。つまり、翌年以降の税制の“たたき台”となる重要なものだ。

 来年、税制の何が変わり、何が変わらないのか。今回の大綱をもとに速報する。

 

「暦年課税がなくなる」って?

 

 このところの税制に関するホットイシューといえば、「生前贈与」だ。

「生前贈与 駆け込み相続術」(『週刊ダイヤモンド』12月18日号)

「生前贈与の制度変更で絶対に損しない最新知識」(『週刊現代』12月4日号)

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

週刊文春電子版に超おトクな3年プラン59,400円が登場!月額プラン36ヵ月分と比べて19,800円、年額プラン3年分と比べて6,600円おトク!期間限定12月2日(月)まで!

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

    オススメ!期間限定

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2021年12月23日号