2月20日に閉幕した北京五輪。雪と氷の熱闘の陰で、スノボ、スケート……なぜこんなに“不可解ジャッジ”が連発されたのか。
「命張ってリスクも背負っているので、スルーしない方がいいんじゃないか」
採点にそう不満を示したのは、男子ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢(23)。決勝2本目の滑走で人類初の超大技「トリプルコーク1440」を三度も成功させ、完璧な滑りを見せたが、点数は伸び悩んだ。
スポーツ紙記者の解説。
「パイプサイズの巨大化と技の高度化で怪我のリスクも増しています。採点は6名の審判のうち最高点と最低点を除く4名の平均点で行われ、難度・高さ・完成度・多様性などの項目で評価する。ただ、採点時間も短い上、フィギュアのように細かく基礎点が定められているわけでもない。特に完成度などは審判の主観に委ねられてしまうのです」
女子パラレル大回転でも日本人選手が不可解ジャッジの前に立ち尽くした。
「スポーツマンシップって何なんだろう」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2022年3月3日号