ロシア軍がウクライナに全面的な侵攻を始めたのは2月24日。翌日付の新聞を読んで気になったことが二つある。一つは通信社電の多用。「ロイター通信によると」「インタファクス通信によると」「AP通信によると」……。これならロシアやウクライナに駐在していなくても記事を作ることはできる。
ウクライナ侵攻について日経は「国際社会は第2次世界大戦後、最も深刻な危機に直面している」と書く。そんな事態を報じるのに「直接取材していないので分かりませんけれど、どうやらこうらしいです」という姿勢は情けない。が、それは横に置いておいて、各紙は通信社電が正しいのかどうかを見極めた上で転電しているのかが気になる。
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source : 週刊文春 2022年3月10日号