レジ袋の有料化やリモートワークによる荷物の増加、さらに小さい肩掛けバッグがトレンドになったこともあって、「サブバッグ」のニーズが高まってきました。

 私はと言えば、バッグに入っているのはお財布・鍵・携帯電話・メジャー・名刺入れ・除菌ハンドクリーム・エコバッグという、荷物最小限タイプの人間で、以前はメイク道具すら持たなかったのですが、今はマスクを外す必要がある時のクリームチークを持ち歩いたり、講師業でパソコンを持ち歩くためサブバッグをよく使うようになりました。

「サブ」と名前がつくのでごまかされそうになりますが、メインのバッグと一緒に持つ、立派な「バッグ」。「岩入ってます?」と思ってしまうような重さのサブバッグを持っているお客様を見るにつけ、せめて気に入ったもので少しでもテンションを上げて頂ければな〜と思います。ただ、バッグについては意外と個人個人に明確な理想があり、選ぶ際にスペックを間違えると使わなくなるものの上位に入るので、しっかり選びたいところです(同じことは「コート」に関しても言えます)。マニアックなサブバッグの理想があるなら、メジャーアイテムが揃うデパートで探すよりも、細かく条件を設定し、ネット検索のうえ購入するのがベストかもしれません。

 では、自分にはどんなバッグが良いのかまだ悩んでいる方はどうすればよいでしょうか? まず、小さいバッグをメイン使いしているきれいめの装いの方は、重ねて持っても違和感のない、同系の色・素材のビニールコーティングのバッグを持つのはどうでしょう(冠婚葬祭でも使えるかも)。カジュアルな装いの方は、メインバッグは斜め掛けにして、肩掛け出来るあずま袋風のサブバッグを持つのも良いですね。メインバッグをサブバッグより長く持つことでバランスが取れます。同系色が合わせやすいですが、大胆な柄でも素敵です。ただ、服のテイストには合わせてくださいね。

 大きいバッグがメインの方は、二つ合わせて肩にかけると見た目のバランスがいいです。たとえばメインバッグが横長の形だとしたら、縦に長いものを分けて入れられるようなサブバッグだと、持ちやすいし重さが分散できますね。

 こんなのも使えるかな、と色々買いこんでしまい、クローゼットにサブバッグが増殖中……なんて方もいますが、きれいめとカジュアル、装いにあわせて二つくらい持っていれば十分です。

 因みにマイサブバッグはウォッシャブルレザー(黒)のあずま袋タイプと、ロイヤルブルーのビニールコーティング、お買い物用に好きなブランドのエコバッグを持っています。私は服の色柄が派手なので、バッグは無地。デザイン性で勝負です。あずま袋は明確なマチはないものの、お弁当なども斜めにならずに入れられます。予想以上に沢山入りますし、黒なので、オンオフ問わず使えるのもいいところ。ロイヤルブルーのものはビニールコーティングされているので雨の日も重宝、そして、差し色になるので、全体的にワントーンでパンチをきかせたい時に。いつもどこかに入れているエコバッグは、好きなブランドのデザインなので、急な仕事の時に使っても自分のテイストに合っていて違和感は出ません。是非「私らしいサブバッグ」でお出かけしましょう!

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source : 週刊文春 2022年3月17日号