先週の週刊文春でも大特集を組んでいたが、ついに「カムカムエヴリバディ」が終ってしまった。
最近これほどはまった朝ドラはない。どのくらい好きだったかというと、1日も欠かさず見た。本当に1日もだ。朝早く家を出る用事がある時はちゃんと録画した。
このところロシアのウクライナ侵攻のニュースが日を追うごとに悲惨になり、眠れない夜が続いた。うなされたこともある。
しかし朝目覚め、今日も「カムカムエヴリバディ」が見られると思うと、元気が出た。
何回かネタにさせていただき、その好き度が伝わったのか、このページをまとめたエッセイの新刊は『カムカムマリコ』という。編集者がつけてくれたのだ。
なぜこれほど好きになったかというと、私の大好きな上白石萌音ちゃんが、まず最初のヒロイン(安子)になったからだ。
私は今から8年前、彼女の映画初主演作「舞妓はレディ」を見て、その自然な愛らしさに心をうたれた。ふつうのカワイコちゃんとまるで違うのだ。
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source : 週刊文春 2022年4月21日号