先日、3年ぶりに「桃見の会」が開かれた。私の担当編集者たちと山梨の桃源郷に行き、半日を楽しむという会だ。
まだ感染者数が高止まりしているので、どうしようかと迷っていたのであるが、
「まん防も解除されたし、久しぶりにやりましょうよ」
という声が多く、決行ということになった。
といっても、宴会禁止の出版社もあり、人数はいつもの3分の2ぐらいか。制約も多い。
バスの中ではマスク着用、飲食禁止。喉をうるおす水ぐらいはOK。以前なら知り合いの農家の桃の木の下、バーベキューとモツ煮、ほうとう、というメニューだったのであるが、食事をつくってくれた山梨の親戚も亡くなり、あとは年をとってしまった。
よって観光農園を頼んだところ、コロナのために食事は提供していない、ということ。急きょ石和(いさわ)の旅館からお弁当を頼んだ。
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source : 週刊文春 2022年4月28日号