週刊文春 電子版

われら振り飛車党|杉本昌隆

師匠はつらいよ 第51回

杉本 昌隆
ライフ ライフスタイル

「党」と聞くとまず思い浮かぶのはやはり政治。経済、防衛、コロナ対策……日本に住むからには国政に関心を持ちたいものだ。と書いてみたが、今回のテーマは将棋の「党」である。

「師匠の杉本八段は振り飛車党だが弟子の藤井聡太竜王は居飛車党」

 こんな記事をちょくちょく見る。党と言ってもどこかに所属している訳ではなく、それぞれの将棋のスタイルや特性のことである。

 将棋の戦法は大きく分けて、「居飛車」と「振り飛車」がある。簡単にいうと、前者は序盤で飛車を2筋(後手は8筋)から動かさない。後者は中央から左に振る。

 この二つは形もそうだが、考え方や勝つためのアプローチもかなり違う。攻めと守り、読みと感性、直線と曲線……。居飛車か振り飛車どちらを多用するかで「〇〇党」と分けるのだ。

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

すべての記事が読み放題
月額プランは初月100円

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2022年4月28日号

文春リークス
閉じる