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コーディネートに溶け込むスカーフの選び方と巻き方|霜鳥まき子

似合う服だけ着ていたい 第13回

霜鳥 まき子
ライフ ライフスタイル

 この仕事で、初めて人前で話す機会を得たのは、スカーフ活用のレクチャーをするトークショーでした。スカーフ売り場は大抵、百貨店の1階。人通りは多いけれど目の前を素通りする人も多く当初は心が折れそうに……。そこで、「JAL巻き」なる一発芸(笑)で立ち止まって頂く技を編み出しましたが、随分心臓が鍛えられた思い出です。

 今、スカーフは、バッグや頭に巻く女性や、首にコンパクトに巻く若い男性も増え、幅広い世代に浸透してきています。しかしまだまだおしゃれ上級者のアイテムのようなイメージもありますし、また、私と同世代やそれ以上の方々は、海外旅行のお土産でブランドスカーフを初めて手にした方も多く、コーディネートというより、一点豪華主義のような使い方から抜け出せない傾向も見受けられます。

 では、どうすれば素敵になるのか。おすすめの巻き方をいくつか。首が長めの方は、Gジャンなど首の詰まったアウターを着る時、首部分に小さく巻く。首のシワをカバーしたり、日焼けも防げます。20代からほぼ毎日スカーフを巻いている方に一度お会いしたのですが、首筋が本当に綺麗でした。

 そして首が短めの方は、三角形に折ったスカーフの両端を首の後ろで結ぶ前かけ風の巻き方、いわゆる金太郎巻きが首元も詰まらず素敵。シンプルな白のカットソーに良く合います。お食事の際も飛び散りからトップスを守れるかもしれませんし、ちょうどVゾーンにスカーフが見えるので、アクセサリー代わりにもなり、オフィスでも華やかなトップスに見えます。

 選び方としては「わざわざ着けました感」が出ない物を。合わせる他のアイテムの色が少しでも入っていたり、スカーフが無いと寂しいコーディネートだったり、きちんと「コーディネートに組み込まれていて機能的でもある、必要なもの」に見せればいいわけです。

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source : 週刊文春 2022年5月5・12日号

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