▶︎夏バテチェックは体重、心拍数とあと2つ
▶︎軽い散歩と乳製品で血液量を増やす
▶︎冷房だけは節電無視28度が危険ライン
6月28日、東京では4日連続の猛暑日を記録。6月としては観測史上初めてのことだ。気象庁の向こう1カ月の平均気温の予測は、沖縄を除いて全国的に「(平年より)高い」。
この猛暑は75歳以上を直撃する。東京消防庁の統計によれば、昨年6〜9月に熱中症で救急搬送された人のうち、高齢者は54%。そのうちの73%、つまり全体のほぼ4割を後期高齢者が占めていたのだ。
なぜ高齢になるほど熱中症のリスクが高まるのか。信州大学大学院の能勢博特任教授が解説する。
「年を取ると血流も発汗量も落ちる。運動習慣のある高齢者でも、若い人に比べて3分の1ぐらいになります。あまり運動習慣のない人や要介護者はさらに落ちます。すると、体温を下げにくくなり、熱中症になりやすくなるのです」
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source : 週刊文春 2022年7月7日号