今年も株主総会シーズンが終わった。東芝の社外取締役に物言う株主といわれるアクティビスト二人が選任され、これに反対していた社外取締役が再任されたものの職を辞した。大王製紙とフジテックでは再任の見込みがなかった経営トップが総会当日に再任案を取り下げるなど、異例の動きがさまざまあった。

 しかし新聞の株主総会報道は毎度おなじみで、不祥事があったり、最近話題を提供したりしている企業に焦点を当て、株主総会での経営トップの謝罪発言と個人株主の怒りの声の紹介に大きく紙面を割く。企業の最高意思決定機関である株主総会を、季節の風物詩のように扱う報道姿勢をいつまで続けるのだろうか。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2022年7月14日号