暑い、暑い、暑い。なんという暑さであろうか。
昼間、すぐ近くのポストまでハガキを出しに行ったが、坂の途中で暑さのために倒れそうになった。
私は蒸し暑いことで有名な、甲府盆地の一角に住んでいたが、こんな暑さを経験したことがない。私の子どもの頃は、冷房などなかったが、窓を開け放してなんとかやっていた。
うちの夫が言う。
「このあいだ電話の回線を直してくれた人が言ってたけど、屋根に太陽光パネルをつけないかって」
「ふうーん」
「電気を売るのは無理だけど、このうちの電気の何割かはつくれるみたいだよ」
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source : 週刊文春 2022年7月14日号