「5月中旬、彼は突然、家を出ていってしまった。彼女は『これから娘をどうやって育てればいいの……』と頭を抱えています」
と、声を潜めて語るのは、横浜DeNAベイスターズの田中健二朗投手(32)の妻・悠さん(仮名)の親友だ。
今季の田中は40試合に登板して3勝0敗、防御率1.99(9月12日時点)。現在2位のチームを支える中継ぎのエースである。
「7月に怪我で離脱しましたが、9月に復帰。9月1日の復帰登板で無失点に抑えると、三浦大輔監督も『安心の健二朗』と賛辞を送っていた」(スポーツ紙記者)
プロ入り前は、エースとして常葉菊川高で2007年春の甲子園に優勝。ドラフト1位で入団した。
「16年と17年には60試合以上に登板、日本シリーズの舞台にも立った。19年に左肘の故障でトミー・ジョン手術を受けると、育成選手契約に。入団15年目で再び這い上がってきた苦労人でもある」(同前)
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source : 週刊文春 2022年9月22日号