「日本水泳連盟の目標は『金を含む複数メダルと全員の決勝進出』です。2021年の東京五輪では地元大会にも関わらず、日本のメダル数は3個に留まりました。今回も前評判は高くなく、苦戦が予想されます」(スポーツ紙記者)

 

 かつて日本のお家芸と呼ばれた競泳。復活に期待がかかるが……。

 個人種目の代表19人のうち初出場が9人と世代交代が進む「トビウオジャパン」。だが、その内部では昨夏からゴタゴタが続いている。

 昨年7月に福岡で行われた世界選手権で銅メダル2個のみと歴史的惨敗を喫すると、その翌月に“事件”が起こる。一部の選手たちが日本水泳連盟に対して反旗を翻したのだ。女子自由形リレーに出場した五十嵐千尋はこう怒りを露にした。

「水連は選手ファーストでなくなってしまった」

 怒りの矛先の1つが連盟の“ドケチ”ぶりだ。

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source : 週刊文春 2024年8月1日号