この度直木賞作家となられた窪美澄さんに創作の原点を伺いました。辛い経験も執筆の糧にし、物語を生み出し続けてきた作家の素顔に迫ってみると……どんな発注にも受けて立つ! 職人のようなアツい精神の持ち主でした。
(くぼみすみ 作家。1965年生まれ。東京都出身。2009年に「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞しデビュー。11年に同作を収録した『ふがいない僕は空を見た』(新潮社)で第24回山本周五郎賞を受賞。22年、『夜に星を放つ』(文藝春秋)で第167回直木賞を受賞。)
阿川 直木賞、おめでとうございます! 贈呈式はいかがでしたか?
窪 ありがとうございます。金屏風の前に立つことってなかなかないので、すごく緊張しました。私は「すみっコぐらし」というか、隅っこで暮らしていたいタイプでして。
阿川 でも、R-18文学賞大賞を受賞してデビューされてから、たくさん賞を獲ってらっしゃるでしょう?
窪 R-18文学賞も入れると、五つ目になりますね。
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source : 週刊文春 2022年9月29日号