本人が謝らないと尾を引くのは政治家でも芸能人でも同じで、椎名林檎の公式グッズのデザインが「ヘルプマーク」に酷似していた問題がずいぶん長引いています。
デザインが発表されたのが10月7日、すぐに批判が巻き起こったものの、発売元のユニバーサルミュージック(以下U社)がやっとデザイン改訂を発表したのは11日も経った18日。11月1日にはさらに声明を出しましたが、これはあくまでもU社の企画制作であって「椎名林檎本人が参画・監修した制作物ではありません」と言い切る内容でした。とにかく椎名林檎に責任を負わせないよう気を遣った文章。一方、現時点で本人のコメントは一切出されていないのでなんとも消化不良です。
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source : 週刊文春 2022年11月17日号