11月4日、来年5月で平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が脱退し、順次事務所から退所することが発表されたジャニーズ事務所のKing&Prince。彼らが今年9月頃、退所に向けて事務所の藤島ジュリー景子社長と話し合いをしていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

ジュリー社長は平野との面談を立て続けにドタキャン

 これまでメディアで、彼らの退所までの経緯は、次のように報道されてきた。事務所に残る永瀬廉(23)、髙橋海人(23)も含めて、King & Princeの5人は、昨年から今後について話し合いを重ね、今年6月にメンバーたちが事務所に退所を申し入れた。そして本人たちの固い意志を尊重し、先月、脱退と退所が決まったというのだ。しかし――。

2019年紅白で

「今年の初めころから、平野はジュリーさんに自分の思いを伝えるため、何回も面談を申し込んでいたんです」

藤島ジュリー景子社長 ©文藝春秋

 こう明かすのは、ある事務所関係者である。

「でもジュリーさんのドタキャンが続いた。途中でジュリーさんから、『なんで1人で来るの? 仕事の話なら5人で来なさい』と言われた。最初は1人でアポを取っていたのに。そこでメンバー5人で会いに行こうとしたのですが、それでもドタキャンが続いた」(同前)

「ジャニーさんがいたら……」

 ようやく5人とジュリー社長の面会が叶ったのは、9月頃のことだった。だがその席でジュリー社長は、メンバーの話をまともに聞こうとはしなかったという。

 その後、3人は退所を決断するに至った。そして11月3日、彼らはマネージャーに「明日発表するから」と伝えられた。平野は知人に「ジャニーさんがいたら……」と、最後まで嘆いていたという。

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source : 週刊文春 2022年11月17日号