阪神からポスティングシステムを使いメジャー移籍を目指していた藤浪晋太郎投手(28)の、オークランド・アスレチックス入団が決まった。

このオフはオリックスからボストン・レッドソックス入りした吉田正尚外野手(29)が5年総額9000万ドル(約117億円)、ソフトバンクからニューヨーク・メッツに入団した千賀滉大投手(29)も5年総額7500万ドル(約98億円)と大型契約が話題となった。それに比べると単年契約で年俸325万ドル(約4億2000万円)という藤浪の契約は、いささかささやかに見えてしまう。ただ、それでも阪神の昨季年俸4900万円からは10倍近い額で、出来高もつくのだから、夢に手をかけたことは間違いない。
ただ吉田や千賀と違うのは1年契約というところ。夢を現実にできるかどうかは今季の結果次第で、しかも1年勝負という厳しい条件がつくことになった。
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source : 週刊文春 2023年1月26日号