神戸生まれ大学は京都、友達はみんなだいたい関西弁。ネイティブなものだからエンタメ作品に出てくる関西弁にはついつい厳しくなりがちなのだけど(関西人はエセに異常に厳しい)、そんな私が脱帽せざるを得なかったのが『いやはや熱海くん』。柔らかく軽快なテンポの会話にいちいち挟まれる小ボケ、気にしてないようで気にしている面倒見の良い登場人物たち、関西の空気がページから香ってくる。なんだか地元に帰ったみたいだ。
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source : 週刊文春 2023年2月9日号